高専ロボコンデータベースをつくっていくブログ

高専ロボコン第30回大会を終えてこれからも面白いロボコンであってもらいたいということで最近の高専ロボコンに感動した自分が満足できそうなデータベース構築のために情報を蓄積していくためのブログです。

第30回大会の感想徒然 その3 アイドル

この記事を書き始めたのはクリスマスあたりです。

 今回の全国大会観戦後に、第4回以降恒例の年末年始に放送されていた全国大会編集版番組が今年度中には放送されず、編集作業の予定もなく、年明けの放送も期待できないという情報が私のところに飛び込んできていました。電子番組ガイド/EPG(Electronic Program Guide)を検索してみますと、確かに番組の予定がなく、情報は本当であったのだと思わざるを得ません。年明けからでもよいので、いつもの番組が放送されることを願っています。

アイドル

 前回は「私の」レジェンドについて徒然書いてしまいました。私の世代よりも後に活躍された世代の方もレジェンドとお呼びして書き足したかったのですが、実際に目の当たりにして「アイドル」と呼んだ方がしっくりきたので、そう呼ぶことにしました。

ケロミさんと荒木さん

 高専ロボコン全国大会の前日、大会が行われる有明コロシアムの近くの国際展示場で「国際ロボット展」が催されていので、訪れてみました。幾つかのゾーンと沢山のブースがある中、子供達向けのゾーンで実演していたのが、小山高専の「小山サーカスの特訓」のジャンプロボット「ケロミさん」でした。ケロミさんの展示を中心的に行っていたのはロボラジでおなじみの荒木さんでした。

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 実演中、ケロミさんの露出部を眺めていて、他所のイベントでギネス記録には並ぶほどではなかったものの、全国大会準決勝以降の試合をしていても引けをとらない回数のジャンプが可能なポテンシャルがあったことが実証されていたのを思い出しました。また、保守されているとはいえ、私達が参加していた頃よりも複雑で耐久性が要求される競技のロボットが、長い期間他の多数の催しでも、多数の衝撃に耐えうるように作られていることに気づき、その設計思想やポテンシャルに感動を覚えました。単純に「よく壊れないで動き続けている」と思う一方で、これだけのポテンシャルを全国大会優勝だけを目標に大会で一気に放出したときの小山高専のロボットが見たくもなりました。