高専ロボコンデータベースをつくっていくブログ

高専ロボコン第30回大会を終えてこれからも面白いロボコンであってもらいたいということで最近の高専ロボコンに感動した自分が満足できそうなデータベース構築のために情報を蓄積していくためのブログです。

初めてデータベースまとめ その5

 東海北陸地区大会を終え、一息つきます。

 このブログでこれまでに思いついた高専ロボコンで初めての出来事、確認すべき事項などをまとめておきます。

  • アクチュエーター(駆動装置)に空気圧式の人工筋肉が使われたのは、2015年第28回大会「輪花繚乱」東海北陸地区大会に参加した沼津高専「桜乱吹雪(サクランフブキ)」が最初(かもしれない)。
  • 「音声で操縦者が積極的に操作する機能」を初めて実現させたのは、1997年第10回大会「花開蝶来」関東甲信越大会と全国に参加した群馬高専「PopCracker(ポップクラッカー)」で、犬笛という人間の可聴域を超えた音を操縦者が吹くことによって発生させると、ポールに載せた花がその音を聞き取って開くという機能を実現させていた。
  • 「音声で観客任せに動作させる機能」を初めて持ち込んだのは、1997年第10回大会「花開蝶来」九州沖縄大会に参加した久留米高専「wish(ウィッシュ)」である。花を咲かせるのに「観客の拍手」の音がある程度以上の大きさで必要で、観客の試合に対する盛り上がりを期待した消極的機能であるが、試合に観客を巻き込むということでは初めての試みであったかもしれない。*1