トーナメント出力機能 その1 仕様など
近年の高専ロボコンに関する呟きをみていますと、インターネット生配信などの速報性を活かし、情報を集約し、分かり易くしてくれる方々がいらっしゃいます。その中にトーナメント表画像を制作している方がいらっしゃいます。今年も、インターネット生配信が無い中で、地区大会毎に制作していらしゃいました。*1
今大会も準備を着々とされていました:
いつもはこんな感じに勝敗とスコアがつけられています:
関東甲信越地区試合結果 #ロボコン pic.twitter.com/QTih2aibUg
— e-WEST@陽上亮 (@hkmtsk_enishi) 2015年11月1日
動機
過去の大会の多くは、上で紹介したような立派なトーナメント表画像がインターネット上に存在せず、勝敗や得点などを調べて描かなければなりません。トーナメント表を描く作業と対戦結果入力作業のどちらも行うのは無駄なことだと思いましたので、少なくとも対戦結果の勝敗が入力されていればトーナメント表を自動的に描く機能が高専ロボコンデータベースサイトにあるべきだと思いました。
見かける画像はいつも同じ形式のに思えたので、またそのデザインが馴染んできたので*2、なるべくそのデザインを踏襲しようと思いました。1年前にその仕様(フォントや線の太さなど)を尋ねたことがありました。
仕様
王冠
王冠は2014年第27回大会「出前迅速」の時のを利用しているのだそうです:
この王冠のデザインも、2014年のときの公式のものそのまま使ってます。
— e-WEST@陽上亮 (@hkmtsk_enishi) 2016年10月9日
探してみたら似たのがありました;
恐らく、若干突起がある方向に引き延ばしたらよく似させることができると思います。しかし、他に優先度が高い作業があるので、ダウンロードしたときのアスペクト比*3のまま使おうと思います。
フォント
王冠までは呟きが辿り易かったのですが、次の呟きが何故か探せなくて、結局本人にまた尋ねてしまいました:
実はそれほど凝ったものではなく、トーナメントの得点表記以外は公式からのスクショから配置を整えたくらいです。得点表記のフォントはHGS創英角ゴシックUBなのですが、フォントサイズを7でやらないとトーナメント表とダブってしまうので潰れるのは必須です・・・。
— e-WEST@陽上亮 (@hkmtsk_enishi) 2016年10月2日
「HGS創英角ゴシックUB」はMS Office製品がインストールされているときに利用できるフォントだと見聞きします。またRICOH社のフォントなのでRICOH社のライセンスに従う必要があります。何某かの難を避けるために、使わない方がよいと考えています。
「HGS創英角ゴシックUB」は全角は等幅、半角はプロポーショナルなので、そうした仕様とデザインが近いフォントをクラウドフォントなどから選びたいと思います。開発中は暫くは標準フォントです。
開発現状
やっと次の画像を出力するところまできました。あとは葉ノードから王冠までを結んで上位進出を表現したり、得点などをつけたりするだけです。