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最近の高専ロボコンに感動したブログ

高専ロボコン第30回大会も近いということで最近の高専ロボコンに感動した自分が満足できそうなデータベース構築のために情報を蓄積していくためのブログです。

呉高専B 降輪!なげわくん(コウリン!ナゲワクン)

 先日のブログで最も長い名前、文字数のロボットを挙げておりましたが、私が持っているデータベースで今のところ一番長い名前が見つかりましたので報告します。1988年に開催された第1回大会「乾電池カー・スピードレース」に出場した八戸高専の車両です(ロボットじゃない):

  • ツインスプリング&スパイラルドラムウィンチ「ヤッタベ!!」号

私の数え方が間違っていなければ30文字も使っています(長いよ!)。これに並ぶか超える高専ロボコンのロボット名を発見した方はコメント欄などで御一報をお寄せください。

kosen-robocon.hatenablog.jp

試合内容

 初戦は1回戦第3試合、津山高専Bチームの「Quoits Sou-Pen(クォイツ ソウペン)」との対戦であった。津山が自陣ポールの1本目の得点に躓き、3分後の試合終了まで無得点を続けている間に、呉の降臨!なげわくんは順調に得点を重ね、7対0で快勝した。もう少し自陣ポールへの輪の射出が調子がよければVゴールも狙えたかもしれない。

 続いて2回戦第2試合、大島商船高専Bチームの「おおしまアワサンゴ」と対戦。自陣ポールへの輪の射出の調子を取り戻せなかったのか、自陣ポール3本目が入らず、先に自陣ポール全てを獲得していた大島商船に3対2で負けてしまった。

呉高専B 降輪!なげわくん(コウリン!ナゲワクン) 画像URL

NHK高専ロボコン ライブストリーミング サイト 中国地区大会 出場校データチェック ページより

上記サイトの都合で画像が閲覧できないことがあります。

特徴

  • 移動システム:未確認
  • 射出エネルギー源と格納方法1:圧縮空気?(ペットボトル)
  • 射出エネルギー源と格納方法2:2次電池
  • 射出装置1:エアシリンダ押出カタパルト?(航空母艦型)(自陣)x1
  • 射出装置2:2軸2モーターの挟み型ローラー(横挟み)(汎用)x2
  • 照準/測位システム:なし(目視)
  • 通信システム:未確認
  • コントローラー:[ゲームパッド+通信デバイス拡張]x2
  • 操縦者:2名
  • 自律機能/自動機能:未確認
  • 妨害装置:あり

2台体制と全国進出戦略

 Aチームの「Infinity-1(インフィニティ インバース)」とは妨害装置と外装が異なるだけで基本設計は殆ど同じであろう。自陣ポールへの輪の射出に若干の差がでたのはなぜだろう?調整不足であっただけだろうか?それとも設計は同じでも、製作は異なり、品質の差がでたのであろうか?情報が乏しいのでこれ以上の詮索はやめておく。

 全国大会への進出の可能性を高めることを志向する学校やロボコン参加組織がこれまで増えてきたのかはわからないが、呉高専の2チームはそのうちの一つであっただろう。次回以降も同じような体制で大会に臨むだろうし、戦略を自由に決められるが、同じアイディア・設計、そして実装まで同じロボット2台で参加するのは戦略として少しばかり稚拙ではないかと私は思っている。

 今回の大会で、このブログでこれまで見てきた中では、香川高専詫間キャンパスの2台もほぼ同じと見てよいだろうが、それでも肝心のローラー機構は考え方と設計が90度違っている*1。また、大分高専のように共通の部品を使って異なるアイディアを具現化し、地区大会を優勝できなくても、2台の異なるアイディア・強さをアピールしておく方が2台で1台分のアピールしかできないよりは良い結果につながりやすいのではないかと思うし、私は理想的だと思っている。

*1:180度ではないのは、今大会に適したローラー機構の殆どは線対称であるから、90度でないと異なることにならないという、表現上の冗談みたいなものです(笑)