釧路高専A スロペクス(スロペクス)
試合内容
戦術的にスロペクスと同型機と分類されてもおかしくはない函館高専Bチームの「ブラックフープシューター」と対戦した。昨日のテストランで唯一Vゴールをしていた対戦相手であった。
序盤、釧路は、函館に追いつかれることがありながらも、35秒で先に自陣ポール3本に輪を入れて3対2として、リードを広げたいところであっただろうが、輪が入らず、52秒に3対3と同点に追いつかれた。
機体に突然不調が出始めたため、函館がスタートゾーンとスローゾーンを往復していた。その隙にリードを築きたかったが、釧路の輪は暫く輪が入らなかった。ようやく2分5秒に釧路は中央ポール3mに輪を入れて3対4とすると、さらに2分21秒に中央2.5mにも輪を入れ3対5とリードを広げることができた。
だが函館が復調し、2分25秒に中央ポール2.5m左、2分36秒に中央2.5mに輪を入れて、2点追加してきた。一方釧路も2分36秒に中央2.5m右に輪を入れて5対6としリードを保った。短い次回の間の同じ瞬間に得点を入れたり、何点も入ったことから北海道地区大会でもっとも競った瞬間であろう。
競技時間が残りすくなくなりこのまま行けば釧路の勝利であったが、2分51秒に函館に中央3mに輪を入れられ同点とされた。そしてそのまま試合が終了。審査員判定に持ち込まれた。判定は2対1で釧路は判定負けを喫し、大会を終えた。
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特徴
- 移動システム:未確認
- 射出エネルギー源と格納方法1:圧縮空気(ペットボトル)
- 射出装置1:エアシリンダ押出カタパルト(航空母艦型)(自陣)x1
- 射出装置2:エアシリンダ押出カタパルト(航空母艦型)(中央・相手)x1
- 照準/測位システム:なし(目視)
- 通信システム:未確認
- コントローラー:未確認
- 操縦者:1名
- 自律機能/自動機能:未確認
- 妨害装置:なし
射出装置
中央ポールと相手陣ポール用の射出装置は射出角度の調整が可能となっている。輪の射出速度はどちらでも同じであろうか。比較的大きい輪を飛ばすので、輪の変形量を考慮して、輪がカタパルトと接する面積を増やす工夫をしている。
射出するごとに独特な空気が抜ける音がしていたが、エアシリンダーから抜ける音だろうか?