高専ロボコン・データベース 第1回大会試合情報 仕様とデータ
第31回大会のテーマとルールが発表されてから暫く経ちました。大変な競技課題だと思いますが、楽しみにしています。
さて、全て完成してから披露すればよいと思っていましたが、仕様と情報の確認のために1回ずつあたってみようと思います。
試合情報
地区 | 全国のみ |
回戦 | 予選、準決勝、決勝、エキシビジョン |
試合 | 最大数は予選の12試合 |
勝敗 | 勝ち、負け、単独競技、不戦勝、両者失格 |
勝敗事由 | 引き分け(審査員判定・推薦)、試合開始前棄権、試合中棄権、失格 |
地区は、システムの都合上、学校が在する地区が選択できるようになっていますが、第1回には全国しか必要ないので、今後改修するつもりです。
回戦は、番組などで紹介されてなかったエキシビション試合が行われている可能性があるので、どの大会でも追加しています。
試合数は各回戦の中で最大の試合数に合わせるべきですが、高専ロボコンでは第3回大会の32チームによるシングルエリミネーションが最大なので、16試合までの選択肢を固定しています。
勝敗は、「勝ち」と「負け」があるのは当然として、勝ちも負けもない単独競技、不戦勝、両者失格、という過去に実際にあった勝敗を基に設定しています。最終的な試合結果を記録するための項目としています。因みに、全国大会で予選があった大会の中には、単独競技ではなく、二つのチームによる競技で結果が上位進出に関係なく、試合成績の上位が進出する予選がありました。
勝敗事由は勝敗から一段踏み込んだ内容を記録するために設けました。勝敗と分けておくことで、例えば次のような場合に対応できます。
- 競技では引き分け、審査員判定で勝ちとされた試合
- 負けの原因が失格
- 単独競技だったが試合中に棄権
この項目はどの大会でも凡そ共通です。
試合詳細
試合詳細は、全く情報を登録しない、再試合が登録できること以外は、大会毎に記録できる項目が異なります。また、その項目は新しい大会程増えて複雑になっています。第1回大会の試合詳細の項目は次のとおり、少数で簡単に済みました。
登録主体 | タイム(分) |
同上 | タイム(秒) |
対戦相手 | タイム(分) |
同上 | タイム(秒) |
共通 | メモ |
登録主体というのは、登録したロボットからの視点ということです。対戦相手は文字通りです。今回のデータベースシステムの特徴の一つであるロボット主体に登録していくことから、このように呼ぶことにしています。因みに、対戦相手側からみればきちんと勝敗などが逆転されて表示されます。システムの改良が進めば、ロボットから登録するだけでなく、試合から登録できるようにしたいと思います。
タイムはゴールするのにかかった時間で、それを分と秒に分けているのは、数字や分と秒の区切り記号を入力させず、予め用意されたものから選ばせるためです。
登録情報
データベースの基本構造の構築とデータ集めに主眼を置いてきたのでスマフォなどでは見易くないのですが、一覧表から各試合を辿れます。今後改善される予定です。
第1回全国大会の成績と受賞情報 | 高専ロボコンデータベース
開発用に heroku でのドメインそのまま利用していますが、今後データベース・サイトとして拡充がされたら正式版として相応しいドメインを取得するほうがよいと考えています。