高専ロボコンデータベースをつくっていくブログ

高専ロボコン第30回大会を終えてこれからも面白いロボコンであってもらいたいということで最近の高専ロボコンに感動した自分が満足できそうなデータベース構築のために情報を蓄積していくためのブログです。

小山高専A タートルリンガー(タートルリンガー)

試合内容

 初戦は1回戦第3試合。長野高専Bチームの「infinity(インフィニティ)」と対戦。

 開始早々、小山は長野の行く手に輪を二つ放り投げて走行妨害を企てるが、開始25秒で3対2と長野にリードされ、その効果はなかったようだった。小山は自陣ポール3本目に輪を入れるのを失敗し、輪の装填のためにスタートゾーンへ戻っている間にさらに長野に引き離され、4対2とされた(58秒)。

 試合半ばに小山はスローゾーンに復帰し、1分35秒に自陣ポール3本目に輪を入れて4対3とし、以降逆転を試みるが、全く入らず、輪の装填のためにスタートゾーンとスローゾーンを何往復もしているうちに試合時間3分が経ち、4対3で負けてしまった。

小山高専A タートルリンガー(タートルリンガー) 画像URL

関東甲信越地区大会 出場校データチェック ページより

上記サイトの都合で画像が閲覧できないことがあります。

特徴

  • 移動システム:四輪メカナムホイール?
  • 射出エネルギー源と格納方法1:ゴム?
  • 射出エネルギー源と格納方法2:二次電池
  • 射出装置1:押出式カタパルト(航空母艦型)(自陣)x3
  • 射出装置2:押出式カタパルト(航空母艦型)(中央?)x1
  • 射出装置3:ゴム引張弾性利用カタパルト(オーバースロー型)(相手?)x1
  • 照準/測位システム:なし(目視)
  • 通信システム:未確認
  • コントローラー:ゲームパッド
  • 操縦者:1名
  • 自律機能/自動機能:未確認
  • 妨害装置:なし

 資料が少ないので、明確に言及できることが限られ、想像でしかないが、ロボット正面にひょっとすると測位システムのセンサーが搭載されていたのかもしれない。

 中央ポール用かもしれない射出装置には装填機能がなさそうに見える。設計どおりなのか、それとも装填装置が外されたのか。相手陣ポール用装置で代用できるとすれば、何故存在しているのか?