サレジオ高専B Cyclone(サイクロン)
試合内容
第28回の高専ロボコン、関東甲信越地区大会は全国8地区中最後に開催された。他地区で最近あまりなかった多くの接戦が行われ、毎年秀逸なロボットを送り出してきた関東甲信越地区にもその期待が膨らみ、注目されたに違いない。その初戦、1回戦第1試合でサレジオ高専BチームのCycloneは茨城高専Bチームの「RING。(リング)」と対戦した。緊張もあったのか、サレジオは自陣ポールに輪を入れようとするが入らず、0対3で負けてしまった。
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特徴
- 移動システム:四輪オムニホイール
- 射出エネルギー源と格納方法1:二次電池
- 射出装置1:4軸4モーターのはさみがたローラー(横挟み)(自陣)x1
- 射出装置2:ハンマー投げ型カタパルト(中央・相手陣)x1
- 照準/測位システム:なし(目視)
- 通信システム:未確認
- コントローラー:タブレット
- 操縦者:1名
- 自律機能/自動機能:未確認
- 妨害装置:なし
射出装置
自陣ポール専用にローラーを利用した射出装置を割り当てている。汎用のローラー型射出装置は多かったが、この割り当ては全国でも珍しいのではないか?
ハンマー投げ型のカタパルトは、バランスと振動を抑えるために輪を二つ搭載している。回転させて、一定回転速度に達すると輪を離す機構が作動して、輪が飛んでいく仕組みになっている。ロボットのフレームをみると、何本か追加されているよう見える。振動を抑えるためだろうか。