高専ロボコンデータベースをつくっていくブログ

高専ロボコン第30回大会を終えてこれからも面白いロボコンであってもらいたいということで最近の高専ロボコンに感動した自分が満足できそうなデータベース構築のために情報を蓄積していくためのブログです。

佐世保高専B パっちん9-ぶ(パッチンキューブ)

特徴

佐世保高専B パっちん9-ぶ(パッチンキューブ) 画像URL

NHK高専ロボコン ライブストリーミング サイト 九州沖縄地区大会 出場校データチェック ページより

上記サイトの都合で画像が閲覧できないことがあります。

  • 移動システム:四輪メカナムホイール
  • 射出エネルギー源と格納方法1:ゴム
  • 射出装置1:ゴム引張弾性利用カタパルト(パチンコ型)(自陣、中央、相手)x(3+3+3)
  • 照準/測位システム:なし(目視)
  • 通信システム:未確認
  • コントローラー:自作
  • 自律機能/自動機能:未確認
  • 妨害装置:なし

圧縮空気を何に使っているのか?

  1ポールにパチンコ(スリング)型の射出機構を1つ割り当てている。そのパチンコを収めたキュービックな形状のユニットが9個ある。それらの名称を合成してロボットの名前にしている。箱型枠のパチンコが9個あるということだ。

 1種類の射出機構で9個のポール獲得を狙ったのは速攻で勝ち上がることを目論んだのだろうか。もっと言えば優勝の野望を持っていたのだろうか?だが及ばず、初戦敗退に終わった。自陣ポール、相手ポール、中央ポールと射出位置を変えなければならないことから、速攻型ではなかったと推測する。

 このロボットは、赤ゾーンの場合、スタート地点から出て右側の中段以下の射出機構から自陣ポールに向かって輪を飛ばし、相手陣には反対側から飛ばし、中央ポールには恐らく最上段の3つの射出機構から輪を飛ばす。右側と左側では射出方向が数十度程度異なっている。赤ゾーンと青ゾーンとで射出方向を変更する方式だろうか?

 ところで、圧縮空気を何に使っているのか?射出するときのトリガーには違いなさそうなのだが、電磁弁を使ったトリガー機構を動かして輪を放つのか?9個も射出装置があるので、ギヤードモーターで構成するより軽くできるのだろうか?知っている方がいたら教えて欲しい。