高専ロボコンデータベースをつくっていくブログ

高専ロボコン第30回大会を終えてこれからも面白いロボコンであってもらいたいということで最近の高専ロボコンに感動した自分が満足できそうなデータベース構築のために情報を蓄積していくためのブログです。

鳥羽商船高専A TobaStar(トバスター)

試合内容

 初戦は2回戦第2試合、福井高専A「Mr.イカフライ(ミスターイカフライ)」との対戦であった。最初の1発目をどちらも外したが、福井は開始35秒で自陣ポール3本を決める。一方、鳥羽商船はそのきまだ1本も自陣ポールに輪を入れられずにいた。福井が中央ポールに順調に輪をいれて得点を重ねて2対6としていた頃、鳥羽商船は残りの自陣ポールに輪を入れるための輪の装填に失敗したのでスタートゾーンに戻って直さざるを得なかった(1分30秒過ぎ)。2分過ぎ、スタートゾーンでの装填作業から戻ってきた福井に鳥羽商船のポールが狙われるが、鳥羽商船は自陣ポール3本目を入れる他なく、2分28秒で遂に自陣ポール3本に輪を入れ終わった。そこから反撃といきたかったのだが、調整不足だったのか中央ポールに輪を撃つも入らず、結局3対6で負けてしまった。

鳥羽商船高専A TobaStar(トバスター) 画像URL

東海北陸地区大会 出場校テータチェック ページより

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特徴

  • 移動システム:未確認
  • 射出エネルギー源と格納方法1:二次電池
  • 射出エネルギー源と格納方法2:ゴム
  • 射出エネルギー源と格納方法3:巻バネ?
  • 射出装置1:高速ベルトコンベアカタパルト(自陣)x2
  • 射出装置2:ゴム引張弾性利用カタパルト(?)(中央)x5
  • 射出装置3:巻バネ?引張弾性利用押出カタパルト(?)(中央・相手陣)x1
  • 照準/測位システム:なし(目視)
  • 通信システム:未確認
  • コントローラー:自作
  • 操縦者:1名
  • 自律機能/自動機能:未確認
  • 妨害装置:なし

射出装置

 射出装置が3種類ついているが、どれも全国でも珍しい機構である。

 自陣ポールへはベルトコンベアを速く動かすことと自由落下を組み合わせてポールの上方から落として入れる方式を採用している。巻きバネ(?)を利用した射出装置の装填*1にも利用されているというが、詳しくはわからない。

 中央ポールへは奈良高専の「大和(ヤマト)」で採用されていたような筒型の銃身の中に射出機構の一部または全てが入っている設計がされている。大口径の輪を飛ばすらしいが、中が見えないのでよくわからない。

 中央や相手陣のポールへは巻きバネ(?)を利用して何度も輪を射出できるようであるが、これもまた資料がなく、よくわからない。

気になること

 中央・相手陣ポールを狙う側の下部にカメラのようなものが取り付けられているように見えるが、実際はなんだったのか?

*1:輪の装填なのか?それとも巻きバネを巻くのか?