富山高専本郷キャンパスB 射輪士(イワシ)
試合内容
初戦は2回戦第1試合。鳥羽商船高専Bチームの「わっ!鳥羽・Sea(ワットバシー)」と対戦。自陣ポールに輪を一つも入れられない鳥羽商船とは対照的に開始24秒で自陣ポール3本に輪を入れた。中央ポールへ輪を入れるのに、一つ輪を飛ばしてはスタートゾーンへ戻って人が輪を装填するのを繰り返す富山本郷、結局一つも入らず。試合は3対0で勝つことはできた。
次は3回戦第1試合で同じ富山高専の射水キャンパスのAチーム「ドルフィンドール」と対戦した。序盤の自陣ポールはリードするも、輪の装填を直すのにスタート地点へ戻ったために射水に逆転されるが、直ぐに追いつき、3対3の同点(1分5秒)。ここから中央ポールでの得点力が問われたが、両者一つも入らないまま試合時間の3分を迎えよとしたとき、射水に中央ポール3mに輪を入れられ3対4で負けてしまった。
上記サイトの都合で画像が閲覧できないことがあります。
特徴
- 移動システム:四輪メカナムホイール
- 射出エネルギー源と格納方法1:金属製エアタンク
- 射出装置1:エアシリンダ押出カタパルト(押出型)(自陣)x3
- 射出装置2:エアシリンダ押出カタパルト(オーバースロー型)x1
- 照準/測位システム:測域センサによるポール位置検出
- 通信システム:未確認
- コントローラー:ゲームパッド、タブレット
- 操縦者:1名(2名?)
- 自律機能/自動機能:自動制御?(未確認)
- 妨害装置:なし
装填機能
輪を一つずつ発射する戦術であるにも関わらず、輪の自動装填装置がないのは、ユニークというか、勝利することよりも自動機能に拘って作った感じがする。射出装置の取り付け位置からしても、装填機能が構想にもなかったのではないかと思う。
自動制御
測域センサーを使ってポールの位置を検出しているという。位置の検出が出来ることはわかったが、得た情報をどのように利用しているのかの具体的な説明や資料がないので想像するしかない。自陣ポールや中央ポールへの射出も全て自動であったのだろうか?操縦者の他にタブレットを持っているチームメンバーが居たので、 測域センサーからの情報をそこでモニターしていたのだろうか?試合中に中央ポールに一回も輪が入れられなかったが自動制御を調整する機能はなかったのだろうか?