高専ロボコンデータベースをつくっていくブログ

高専ロボコン第30回大会を終えてこれからも面白いロボコンであってもらいたいということで最近の高専ロボコンに感動した自分が満足できそうなデータベース構築のために情報を蓄積していくためのブログです。

誘導が甘いのではないか?

 先日、第31回高専ロボコンの四国地区大会が先陣を切って開催されました。結果は次の通りです。

MALDIVES[e-WEST]さん、いつもまとめて頂いて有難うございます。省略記号が分からない方は次の方の呟きを見た方がよいでしょう。

なにがし侍 on Twitter: "四国大会結果速報
#ロボコン
#四国… "

高松Aの決勝Vゴール時計は23秒ではなく21秒かもしれません。正確な情報をお持ちの方は呟いて頂くかメッセージを頂けると有難いです。

 大会はYoutube経由で生中継配信され、現在その録画を視聴することができます。
youtu.be

感想

 フリップに挑戦したチーム、信頼性向上と大量得点に置いたチーム、そして速さを追求したチームがあり、さらに決勝戦での詫間の信頼性と高松の速さの対決が見応えがありました。高松は前の試合で一本失敗したために最短級の時間でVゴールが出来なかったので、もし高松がまた失敗したら信頼性の詫間が逆転するのではないかと試合予想もさせて楽しませてくれました。しかし、ロボットのバリーエションんとしては残念なことに、私が確認できなかっただけかもしれませんが、多関節の腕のようなものでペットボトルを投擲するロボットやコントロールステーションエリアを利用するロボットがありませんでした。

 コントロールステーションエリアはルールブック(P.6)によると「自動ロボットの制御機器、外部カメラや通信機器などを置けるエリアである。」とされ、2014年鈴鹿高専エールが地区大会でフィールド外に計測用機器を設置していたのと近い使い方をイメージしていました。*1このエリアを活用するチームがどの地区大会でも出場するのではないかと期待していましたが、結局四国地区大会では確認できなかったので、その要因がルールにあるのではと思い、ルールブックを読んでみました。P.7に移動テーブルの配置に関してフェンスから1000mm以内に配置できないことが書かれています。またP.11に自動機のスタート時のサイズが縦1000mm×横1000mm×高さ1000mmとなっているのを確認しました。これでは、スタート時と同じサイズでフェンスに沿って移動してしまうのを選択するところが多くなっても不思議ではなく、コントロールステーションエリアを有効活用するところが現れ難いのではないかと思います。

第31回 アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2018 ルールブック(9月11日版)

 これまでの高専ロボコンのルールには安易な方を選択可能にしていることがあり、その選択した方が大活躍してしまうと、番組的には狙いが外れたことになり、ファンまたは視聴者的には面白さが半減し、参加している学生的はなにかモヤモヤとしたものが残ることがあるのではないでしょうか?*2ただ、かつて挑戦的過ぎるルールで地区大会で殆どのチームが動かかなかったこともあり、その保険として機能させているのかもしれません。今回も移動テーブルが置ける範囲が保険的な意味あいがあるように感じてなりません。機体の類型が富むように、コントロールステーションエリアを活用する選択への何らかの誘導のようなものがあったほうがよかったでしょう。例えば、スタート地点から最も遠い移動テーブルだけはフェンスに接して配置可能にするとか、フェンスから500mmまでなら置けるルールでもよかったのかもしれません。

追記

 例えば、移動テーブルがフェンスに接して置けるようになったとして、コントロールステーションエリアを活用したほうが大量得点、最短時間Vゴールを目指し易くなるのだろうか?なんだか、どのチームも使わずに終わるような気がしてきました。

 自動機もスタート地点に戻ってきてリトライとして処理されれればにコマンド入力できてしまうという認識でいてよいのでしょうか?予選リーグでの高松や詫間の自動機をみていたら、調整のための移動パターン試験のコマンドを与えているように見えてしまいました。実際はどうだったのでしょう?

 これから10年かけて水準を上げていくのでしょうが・・・ある意味初年なら仕方のないことでしょうか。

*1:この認識でよいでしょうか、鈴鹿関係者の方々。

*2:かつて私とその仲間達も安易な方を選択しましたし、決勝戦では安易な者同士が競技しました。