2019年第32回高専ロボコン大会雑感 はじめてづくし そして
久々に書きますが、個々のロボットについては他へ任せて先ずは初めてDBから。
高専ロボコン初めてDB
これまでに幾つか書いてきましたが、今大会は「初めて」が多かったように感じました。(他大会との比較はありません。)初めてではないことが含まれているかもしれません。気付いた方は教えてください。
- 布を扱うテーマが高専ロボコン史上初
- 関東甲信越地区大会
- 第一試合から数試合まで、青ゾーンのスタートゾーン付近の白線が一本多かった
- 気が付いたスタッフに削除されるところがライブストリーミングで確認している
- 白線を利用するロボットがあったら影響があったかもしれない(実際に影響があったのかは確認できず)
- 第一試合から数試合まで、青ゾーンのスタートゾーン付近の白線が一本多かった
- 九州沖縄地区大会
- 近畿地区大会
- 東北地区大会
- 地区大会会場が台風19号により発生した災害にたいする自衛隊活動の拠点として使用されるため、一般観覧を中止した。尚、会場を福島高専体育館に変更して試合が行われた。【重要】アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2019東北地区大会一般観覧中止のお知らせ - 福島高専:National Institute of Technology, Fukushima College
- 東海北陸地区大会
- 全国大会進出4つ目のチームが記載漏れだったが、修正される。http://www.official-robocon.com/kosen/wordpress/wp-content/uploads/result_tokai__kosen_robocon_2019.pdf
- 北海道地区大会
- セッティングタイムなしに競技開始されそうになる。https://twitter.com/h_shougo/status/1188334679813808128
- 全国大会
- パンフレットの学校所在地区分が間違っていた。
誤植とは言えこのままだと近畿地区より中国・四国地区がえらいことになってる#ロボコン pic.twitter.com/kbo34bYnQl
— zono@ANCT_OB%無期限「封城」中 (@agincourt1914) 2019年11月24日 - 香川高専詫間キャンパスがワイルドカードから優勝
- 熊本高専八代キャンパスがこれまでに全ての主要賞を受賞
- 奈良高専がロボコン大賞受賞回数歴代最多の4回達成
- しかもロボットの「飛鳥」は二機の自動機が双方向通信で動作確認しあいながら協調動作した*3
- ひょっとすると、これまでの大会で最も満点または高得点が頻出した大会だったかも(要調査)
- ひょっとすると、これまでの大会で最も動かないロボットが少なかったのかも(要調査)
- パンフレットの学校所在地区分が間違っていた。
初めての中止となるか?
新型コロナウイルス感染拡大のため各種活動の自粛が続いてきましたが、本日全国を対象に緊急事態宣言が行われました。ロボコン活動においては、活動の自粛はもちろん、ロボコンに参加する学生の授業ですら学校では行われず、休校や遠隔で行われる事態となっていると聞き及んでいます。また、例年夏期に行われる学生ロボコンや、鳥人間コンテストや学生フォーミュラなども開催が中止となりました。このような中、秋季に開催される高専ロボコンも中止になるのではないかと想像しています。もしそうなっても、やむを得ないことです。
もし夏期までに感染者数の増加が無くなれば、「例年の」高専ロボコンが中止になったとしても、特別な高専ロボコンが企画されて欲しいと思います。直ぐに思いつくのは、昔の様にロボットを小さく作ってもらい、NHKが用意したスタジオに送って貰い、スタッフが押下したスタートボタン一つで課題を全てこなすか相手より多く得点するなどし、自動的に終了してもらうルールです。スタッフ自体も遠隔操作でアバター的ロボットを操作して大会を実行する番組のドキュメンタリーを作ってみたらどうでしょう*4。