ロボット名収集カバレッジ報告 その3
今回の第31回高専ロボコン全国大会観戦の抽選に応募して当選の報告を呟いていた方がいらっしゃいました。おめでとうございます。同じく応募していた私のところにはまだ当選ハガキも落選メールも着ていません。*1
茨城高専のロボット名とその読み方が揃いました
先日、ロボット名の読み方の情報が寄せられ、さらに過去の地区大会映像を調べたことで、茨城高専のロボット名とその読み方が全て判明しました。(第30回大会まで)。ロボット名の読み方をお寄せ下さった方に感謝致します。これで、ロボット名と読み方の網羅率が100%になったのは65キャンパスのうち31となりました。
今のところは最初に作った名前のリストだけが閲覧できるパイロット版のサイトで確認することができます。
2004年第17回大会マーズラッシュ関東甲信越地区大会
分からない茨城高専のロボット名の読み方を提供の情報で埋めると残り一つであったので、全てを揃えたくなり、2004年第17回大会マーズラッシュ関東甲信越地区大会の映像で調べていたところ、編集のおかげかもしれませんが、白熱した試合を予感させるアイディアや実際に白熱した試合を行った優秀なロボットが多い大会であったという印象を持ちました。そうしたロボットの殆どが残念な結果に終わっていましたが、もし全国大会に出場していたら、優勝した松江高専の「それいけアルゴン」や大賞受賞の豊田の"vELo-city"、準優勝の詫間電波"Fever"にも勝てたかもしれないと思わせるようなアイディアであったと思います。
茨城高専の「カサパルト」はダイナミックで見栄えがする印象を受けました。中央のオリンポススポットへの自動機の到着は速くはないようでしたが、もし到着できたら大きく網を開いて、そこに手動の射出機を使ってボールを投げ込むアイディアでした。先にスポットを確保してボールを飛ばしてキャッチさせるところに見どころがありました。
航空高専の「回転革命」は、何者も近づけさせないようにオリンポススポットを中心に只管回り続けるという自動機のアイディアでした。試合ではトラブルなどもあり回転軸として利用したいスポットを先にとられてしまったためにアイディア通りに回転できず、ボールを相手チームより離れたところに落としてしまい、負けてしまいました。
このほか、東京「未確認走行物体」や育英「四ボット 119衛」、決勝戦で再試合まで行った小山「下野レスキュン」と航空「自由野郎」も白熱の試合を展開していました。*2
見たことのなかった大会、見たことはあるが忘れていた大会を改めてみるのも面白いものですね。